税理士の森山と申します。
11月も残りわずかとなり、また今年も残り約1カ月となりましが、いかがお過ごしでしょうか。

税務相談をさせていただいておりますと、稀に「税制度がどのように構築されているのか」というご質問を受けることがあります。そこでこの度は、税の三原則について簡潔にお伝えさせていただきます。

税の三原則
広く公平に税を負担していくために、税の三原則があります。
具体的には、公平の原則、中立の原則、簡素の原則となります。

① 公平の原則
税の負担が、それぞれの負担能力(担税力)に応じてなされることをいいます。なお公平には下記の種類があります。
・水平的公平 ・・・ 経済力に応じ同等の負担を求めること
・垂直的公平 ・・・ 経済力のある人に大きな負担を求めること
・世代間公平 ・・・ 異なる世代を比較して負担の公平を保つこと及び各々の世代の受益と負担のバランス
を保つこと

② 中立の原則
税制が個人や企業の経済活動における選択を歪めないようにすることをいいます。

③ 簡素の原則
税制の仕組みを可能な限り簡素にし、理解しやすいものにすることをいいます。

税は公的サービスの費用を賄うものですが、税制はこの三原則を基本原則として構築されております。