一般社団法人 相続ワンストップ相談所のファイナンシャルプランナーの柴田高です。

いつも、当法人のホームページ及びブログを見て頂き、ありがとうございます。

今回は、前回に引き続き、「贈与税の実質税率」についてお話しをしたいと思います。

 

贈与税の実質税率

前回のブログに記載した通り、贈与税の税額の計算式は以下の通りです。

(国税庁HP https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm)

 贈与税額=基礎控除後の課税金額×贈与税率 ー 控除額

      (1年間に贈与で受け取った金額ー基礎控除額110万円)×贈与税率 ー 控除額

贈与税の実質税率は、贈与税額贈与で受け取った金額で割ります。

 贈与税の実質税率=贈与税額÷1年間に贈与で受け取った金額

では、「贈与税率」と「贈与税の実質税率」の比較をしてみましょう。

 

贈与税率と贈与税の実質税率の比較

上記の方法で計算した結果は以下の通りです。

なお、今回は一般税率で計算しており、括弧内は特例税率での計算結果です。

贈与額額    基礎控除後の課税金額 贈与税率    実質税率

110万円    0万円         0%(0%)     0%(0%)

210万円    100万円       10%(10%)   4.76%(4.76%)

310万円    200万円       10%(10%) 6.45%(6.45%)

410万円    300万円       15%(15%) 8.54%(8.54%)

510万円    400万円       20%(15%) 10.78%(9.80%)

1,110万円   1,000万円      40%(30%) 24.77%(18.92%)

1,610万円   1,500万円      45%(40%) 31.06%(25.47%)

2,110万円   2,000万円      50%(45%) 35.55%(30.09%)

 

このように、贈与税率に比べ、贈与税の実質税率はかなり低くなります。

年間110万円以内の贈与は、基礎控除110万円で実質税率は0%、

年間310万円の贈与は実質税率6.45%、

年間510万円の贈与は実質税率10.78%(特例税率だと9.80%)となります。

贈与税について抵抗がある方も、実質税率を見ていただくと、

「あれ?意外と安いな!」と思っていただき、

相続対策の有効な手段になるなと思っていただけたら幸いです。

 

次回は、「贈与税の実質税率」と「相続税率」の比較について

 

お話ししたいと思います。

 

 

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