一般社団法人 相続ワンストップ相談所のファイナンシャルプランナーの柴田高です。

いつも、当法人のホームページ及びブログを見て頂き、ありがとうございます。

今回は、法人及び役員の方の相続における役員借入金、役員貸付金についてお話ししたいと思います。

 

法人の役員借入金とは

役員借入金とは、役員が法人に対して貸付けているお金のことです。

役員借入金は中小企業の社長の場合が多く、主な理由は資本金組み入れを防ぐためです。

会社の資本(資金)が不足している場合、社長が法人に個人的にお金を貸付けることはよくあります。

 

法人の役員貸付金とは

役員借入金とは、役員が法人に対して貸付けているお金のことです。

ちなみに、役員貸付金とは、法人が役員に対して貸付けているお金のことです。

役員貸付金も中小企業の社長の場合が多く、主な理由は一時的な役員報酬の代わりとするためです。

例えば、経営状況が良くない場合、役員報酬(社長の給与)を下げざるを得ませんが、

それで社長の生活費等が足りなければ、法人からお金を借るということがよくあります。

 

相続時における役員借入金、役員貸付金に注意!

役員借入金は、法人に貸し付けた役員が死亡した時、全額相続財産になるため、相続税の対象になってしまいます。

役員借入金が1億円の場合、その役員の相続財産に1億円を加えて相続税を計算する必要があります。

相続人は、役員借入金の返金を請求しなかったとしても、その分の相続税はかかるため、

法人は最低でもその相続税分は返金することになると思います。

 

また、法人は、役員が在職中や生存中は役員借入金を返金しなくて良かったとしても、

相続人が役員借入金の返金を請求してきた場合、すぐに返金しないといけません。

しかし、役員借入金が多い法人は、返金する原資が不足している場合が多く、

返金を請求された場合に、経営に非常に大きなダメージとなります。

 

そのため、役員借入金対策には、生命保険が有効です。

例えば、保障と積立を両立できる長期平準定期保険に加入することで、

返金する原資を積み立てて準備することができ、

さらに役員が万が一の時に死亡保険金で相続人に返金することができます。

また、掛捨ての定期保険で、役員の万が一の保障を効率よく準備することもできます。

 

役員貸付金対策にも、生命保険を活用することで、

役員に万が一があった場合に、死亡保険金で補填することが出来ます。

 

役員借入金や役員貸付金対策は、生命保険の一般的な活用方法だけでなく、

様々な方法がありますので、各専門家にご相談することをお勧めします。

 

一般社団法人相続ワンストップ相談所

理事 ファイナンシャルプランナー 柴 田 高

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