理事 土地家屋調査士 山口です。

おはようございます。

最近少しずつ暖かくなり、現場作業が多い当社では作業がしやすくなってきました。

しかし季節の変り目は、風邪をひきやすく、体調管理が難しいですね。

今回のお話は土地境界確定測量時の問題と解決方法です。

 

土地境界確定測量にまつわる問題

皆様の中には、ご自宅を建築なさった時に、土地の境界立会をし、杭を入れ、建築なされたと思いますが、問題が起きませんでしたでしょうか?

起きなかったのなら、皆様の日頃のご近所付き合いが良好で、担当した土地家屋調査士の先生が優秀だったのでしょう。

しかし、なかには様々な理由で問題が起きます。

例えば

①塀や庇が境界を越境していて問題になっている

②先代から隣接地との境界認識に相違があった

③隣接地と仲が悪く、立会がしてもらえない

④隣接地の所有者が不明(不在)

これらの問題はよく聞く話ではないでしょうか。

ではこの中から①を例にあげて問題解決の方法を見ていきましょう

 

越境問題の解決方法

まず越境とはどういう事でしょうか?

境界線を越えること。特に、法的に定められた領界を無視して侵入することです。

すなわち境界線が(明確で)あることが前提です。

通常我々は越境問題があるような測量現場では、越境問題と境界確定は切り離して考えます。

ですから、まず測量および立会時には、境界を確定することに注力します。

境界確定とは、過去の資料(及び証言等)に基づき、本来の境界線を導き、依頼者及び隣接地所有者に確認、承諾をいただき、当事者に境界を認識していただく作業です。

その結果として、越境(塀、庇等)の事実を当事者双方に説明することにより、問題解決を図ります。

しかし、境界と越境問題を同時に解決しようとすると、かえってどちらも解決しないケースが多いです。

越境問題がある場合は、境界確定してから越境問題の解決という順序が大切です。

通常越境問題はその性質上、即処分(越境ブロック塀の撤去、越境している庇の撤去)が不可能な場合が多いです。

ですので、現状不問、後日改修工事等をする際に撤去、改修する旨の覚書を、当事者双方で交わします。

こうすることで、後日の紛争を防ぎ、気持ちよくお隣さんとお付き合いすることができると思います。

今回は越境問題を取り上げましたが、土地境界には様々な問題が発生します。

境界問題でお困りの方がございましたら、いつでもご相談ください♪

 

一般社団法人相続ワンストップ相談所
理事 土地家屋調査士 山口 義人

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